君に腎臓をあげたい。

生まれつき腎臓が悪く、1歳で余命数日宣告を受けるも奇跡の復活!2歳7か月で天使になりました。

二度の家出事件★第1弾

兄ちゃんが網戸開けちゃった!宝島で行方不明

まだ私たちがIターン移住で宝島に住んでいたとき。

ちなみに大学卒業と同時の22歳で駆け落ち結婚しましたが、定年後のスローライフみたいなのがしたくて移住したものの2年で根をあげて現在に至ります。

るりが生後5ヶ月、まだ療法食だけでそれなりに生活できていたころのお話です。

暑いのでいつも網戸にしていたのですが、なんと兄のくろが開けちゃった!

くろ本人は玄関前に座っていたものの、るりは見当たらず。

これが夕方ぐらいのことでした。

向こうは草が生えっぱなしの場所とか溝とかぐちゃぐちゃした場所が普通にあるのでわりと難しかったのかもしれません。

深夜まで夫と2人で捜索したものの見当たらず。

急いでチラシを作り、小さな島だったので全軒ポスティング。

そしてるりが出ていったリビングの窓は空けて、私たちはくろと寝室で仮眠をとることにしました。

普通の子なら元のらで土地勘があれば帰ってこれるでしょうが、なんせ体がこれじゃあもうだめかもと思いました。

虫とかハントできるとは到底思えませんし、そもそも療法食以外は食べれば食べるほど毒素がたまっていく体。

寒くて寂しくて誰にも迎えに来てもらえなくて、おなかを空かせて死んでいくるりを想像してもう辛くて辛くて私も死にたい。

そして明け方リビングで水を飲む音が。

毎度ながらやってくれました。

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ちょっと疲れたから寝るわ

しれっと水飲んでごはん食べて寝てました。

朝帰りですもの疲れましたよね。

ちなみに私が泣きながら急いで作った迷子チラシがこちら。 

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写真盛り盛り。

写りによって別人に見えたりするのでたくさん入れよう!と思って作った気がします。

しかし右上ちょっと怖い。

以降網戸を開けられないように、全ての窓ガムテープで止めました。

そして次は土地勘のない横浜で、しかも避妊手術直後に2度目の家出をするのでした。